1月27日『アジアにおける輸出の現状と東北がすべきこと』株式会社 桜波@阿部 錬平氏

まずはその国の文化を知り、倣い、実態を知ること。ターゲットを知らずして輸出はあり得ない。海外輸出は自らの足で情報を収集することが最も大切である。
みやぎECの山内です。2016年初の勉強会は「アジア輸出講座」。特にThailandに精通し、何度も現地を訪れ、自らの足で情報を収集し現地の人々と関わってきた株式会社桜波(おうは)の阿部氏を迎え、輸出の本当の現状と我々がこれからすべきことを2時間に渡り学びました。もはやアジアは目まぐるしく変化し続けています。そしてアジア人もまた、洗練され始めている。アジアにおける日本のイメージは友好的とはいえ、それがいったいどういう受け入れ方をされているのか。現地に密着した商品を我々が開発するためには何が必要なのか。取引先へのアプローチの仕方は?物流ルートは?様々な視点から阿部氏が体験したきたノウハウを惜しみなく教えてくれた今回の勉強会。相手の国をしり、文化を倣い、実態を知ること。そのためには実際に自ら足を運び、自分の目で見て、情報を収集することが最も必要だと改めて知りました。そして立ちはだかる東北の輸出における現実、その打破に本気で取り組む阿部氏の熱意が伝わるすばらしい二時間でした。その熱意に動かされ、おそらく今年中にはみやぎEC会員がThailandに集結することでしょう。
2016年1月27日(水) 18:00〜20:00
「アジア輸出の現状と戦略」
我々が準備すべきこととは?練るべき戦略とは?アジアの現状と対策を知る講座(一般参加OK)
<場 所>東京エレクトロンホールみやぎ 503会議室
<時 間>2016年1月27日(水)18:00〜20:00(質疑応答別)
<参加費>みやぎec会員無料/一般参加は1人につき3,000円(当日回収)
<懇親会>仙台市内で開催 21:00より
<講 師>株式会社 桜波 阿部錬平氏

<講師プロフィール>
株式会社 桜波(英名:OUHA CO., LTD.)
代表取締役社長 阿部 錬平
【ミッション】
『地域の食を世界へ広げる』
弊社は「地域産品」×「日本食」×「グローバル」を方針とし、地域で愛される食産品
を発掘し、世界へ広げることを目的としている。
【事業内容】
■海外展開マネジメント事業
■海外市場調査・商談イベント等展開事業
■海外食品卸事業
■国内食品卸事業
【マネジメント活動実績】
・ジェトロ公認農林水産物・食品輸出協力企業認定(平成26年度~)
・みやぎ中小企業マーケティング活動支援事業(平成27年度:みやぎ産業振興機構)
・宮城県海外販路開拓支援事業(平成25年、26年度:宮城県経済商工観光部)
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/gbgb/floatation.html
・宮城県産品マーケティング・試食会主催(タイ・バンコク)(平成26年度)
・THAIFEXジャパンパビリオン出展(タイ・バンコク)(平成26年、27年度)
・日本産農水産物・食品輸出商談会inタイ・バンコク出展(平成26年度)
・FOODEX JAPAN 2015出展、及びジェトロ食品輸出商談会出展(平成26年度)
【事業実績(抜粋)】
■宮城県海外販路開拓支援事業(平成25、26年度:宮城県経済商工観光部)
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/gbgb/floatation.html
・宮城県内から海外販路開拓を希望する企業を発掘し
タイへの海外展開マネジメントを実施。
県内生産者・メーカー9社に対して、ハンズオン支援・コンサルティング実施。
・プロジェクトマネージャーとして内部に入り、市場調査、商材開発、PR、流通
まで一貫してプロデュース。
・国内配送会社、乙中、国際輸送会社等と提携し、国内各所~全国~海外への
一貫輸送体制を構築。
・現地日本食関係輸入業者10社以上、日本食飲食店30社以上にマーケティング実績。
・タイ輸入会社複数社と提携に成功し、現地販売網を構築。
・結果として、9社中3社の商品の新規販路開拓に成功。
・現地レストラン、デパート等の複数店舗で販売開始。
